だいすきな人。
雅弥は 準備万端で 待っていた。

どんだけ 張りきってんねん(笑)

雅弥『じゃあ どっち方面 行く~??』

和真『どこでも いいよ。』

雅弥『景色のいい所だから田舎の方かな!!』

和真『じゃあ 〇〇〇号線 をずっと東の方に こいだら いいじゃん!! 田舎だし!!』

雅弥『おっけ~♪ 途中で いい場所あったら言えよ!!』

和真『おう!!』

俺らはずっとチャリをこいでいた...

一時間ぐらいは こいだだろう。

知らない町並みだ。

橋が見える。

川だ!!

和真『おい!! 川だぞ!! あそこで いいんじゃね??』

雅弥『おぉ~!! キレイな川だな!! やっぱ田舎の水はキレイなんだな!!』

和真『ここから下に降りようぜ!! チャリはここに とめておいて!!』

道路から 少しそれた所に 階段がある。

そこを降りれば 河原だ。

川と草っ原がある 本当に キレイな場所。

雅弥『俺らの住んでる所には こんなキレイな場所ないもんな~!!』

和真『一時間チャリで こいだだけで こんな場所に 来れるなんて すげぇな!!』

雅弥『だから言っただろ?? チャリでどっか行こって♪』

和真『あぁ(笑) これから ココは 俺らのたまり場だな!!』

雅弥『たまり場にしては キレイな場所だなぁ~!!』

俺らは草っ原に寝ころんで 空を見上げていた。
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