甘いお菓子のように
すると彼女は目を見開いて驚いた表情をしたが、すぐに視線をパソコンに戻すと「なんでですか?」と答えた。

「なんか、紅子さんを似てる人を見かけたので」

「きっと見間違いでしょう。わたしは、その日家にいたので」

「そうですか」

彼女の横顔をしばらく見ていたが、仕事モードに入っているためそのクールな表情からは何も読み取れなかった。

けど、ラブホ街に紅子さんがいる訳ないし、きっと見間違いだろうなと思うとわたしも頭を切り替えてパソコンに視線を戻した。

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