嘘つきは恋のはじまり✗ 恋の終わり???
深瀬が全部話してくれた
今度は私が…
私が話すね
ちゃんとうまく話せるかわからないけど
聞いててね
「深瀬…ごめん…
…
私、深瀬にいつも嘘ついてばっかり…
…
深瀬は私のこと
よく、好きって言ってくれたけど
うまく受け入れられなくて…
…
距離をとったり
会わないようにしたり
また嘘をついたり
…
深瀬といると楽しいのに
思い出が増えれば増えるほど
また辛くなるって…
嫌な思い出が増えたらヤダなって…
…
どーしたらいいかわからなくて…
…
ホントは深瀬のこと
ずっと忘れられなかった
…
ずっと…ずっと…
好きだった
…
会えば会うほど
好きになって…
…
ずっと…ずっと…
一緒にいたいと思った
…
でも…
私、ワガママで、子供で
変われてなくて…
…
また深瀬に嫌な思いさせるかもしれない
そう思ったら…私…
…
うまく言えないけど…
ちゃんと終われてないのは、私だよ」
私を包む優しい深瀬の腕
優しい深瀬
私がまた嘘をついて
この腕に離される時がまた来るかもしれない
そう思うと
こわいんだ
「ありがと…
草薙の気持ち、わかった」
もぉ会わない?
今日で最後?
「深瀬…今まで、ありがとう」
好きって言ってくれて
ありがと
楽しかったよ
ありがと
深瀬…
好きだったよ
深瀬の腕から抜けようとしたら
強く抱きしめられた
深瀬…?
「終わってないなら
オレたち、このまま続けようよ」
「え…」
「また戻りたいとか…
また始めようとか…言おうと思ったけど
…
終わってないなら、このまま続けようよ」
このまま…?
続けるって?
「でも…
私、また深瀬に嫉妬して
また深瀬のこと信じられなくて
同じこと繰り返しちゃうかもしれないし…」
「草薙は、変わらなくていいよ
…
草薙は、そのままでいい
…
だってオレ
草薙の嫌いなところひとつもない
…
嫉妬も嘘も
全部オレのせいじゃん
…
ごめんね
辛かったね
…
オレが変わるから
大丈夫だから
…
信じてほしい
オレは嘘ついたことないよ
…
別れた日も好きだった
好きだったから別れた
芭がそれで幸せならいいよって思った
…
再会してまた会いたいって思ったのも
好きだって言ったのも
全部ホントのことで…
…
今も…
今も好きだよ
…
だから、近くにいてよ
…
オレのこと嫌いになるまで
一緒にいてよ
…
草薙と一緒にいたい
…
このまま、続けよう
オレたち」