嘘つきは恋のはじまり✗ 恋の終わり???
「芭、なに?
昨日なんかあったの?」



次の日、涼に聞かれて



「私、他に好きな人ができたの
だから、涼、別れてほしい」



咄嗟にその言葉が出た



咄嗟じゃなかったかもしれない

私から言わなきゃかな…って
いつからか準備してたかも



明日から夏休みだし
今日がちょうどいい



涼に私より好きな人がいるなら
仕方ないし


涼がまだ私を選んでくれるなら
別れたくなかった



運命とか信じないって言った涼

この学校で私達が出会ったのは
運命じゃなかったのかな?



もう一度
私をちゃんと意識してほしかった


私達のこと
ちゃんと考えてほしかった



涼を試したのに
涼は私の嘘を信じた



あっけなく
私の恋は





終わった



私と涼は
やっぱり運命なんかじゃなかった



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