聖夜に舞い降りた灼熱のサンタクロース
「そうなんだ。シャトルランの記録すごそう」
「2人とも100は余裕で超えてた。清水くんは高校時代何通学だった?」
「俺も自転車。片道15分だったから、弟さんからしたら運動したうちには入らなさそうだけど」
「物足りないって言いそう。私も自転車で、それくらいの時間だったよ〜」
出発前と変わらず、屈託のない眩しい笑顔を見せる前田さん。
自分も同じように笑ってみせるけれど、体内では早くも酸欠状態に陥っており、呼吸がやや荒い。
まだ出発して20分も経っていないのに、早くも体力の差を見せつけられた。
◇
トイレ休憩とお茶休憩を挟みつつ、登ること約2時間。ようやく山頂にたどり着いた。
「皆さま、登頂お疲れ様でした。これよりお昼休憩となります。時間は1時間で、帰りの際の集合場所は──」
山頂と書かれたオブジェの前で、部長がメガホンで呼びかけた。
集合場所と時間を確認し、各自解散。
広場は大勢の登山客が行き交っているが、運良く空いているベンチを見つけたため、先に食事を済ませることに。
「2人とも100は余裕で超えてた。清水くんは高校時代何通学だった?」
「俺も自転車。片道15分だったから、弟さんからしたら運動したうちには入らなさそうだけど」
「物足りないって言いそう。私も自転車で、それくらいの時間だったよ〜」
出発前と変わらず、屈託のない眩しい笑顔を見せる前田さん。
自分も同じように笑ってみせるけれど、体内では早くも酸欠状態に陥っており、呼吸がやや荒い。
まだ出発して20分も経っていないのに、早くも体力の差を見せつけられた。
◇
トイレ休憩とお茶休憩を挟みつつ、登ること約2時間。ようやく山頂にたどり着いた。
「皆さま、登頂お疲れ様でした。これよりお昼休憩となります。時間は1時間で、帰りの際の集合場所は──」
山頂と書かれたオブジェの前で、部長がメガホンで呼びかけた。
集合場所と時間を確認し、各自解散。
広場は大勢の登山客が行き交っているが、運良く空いているベンチを見つけたため、先に食事を済ませることに。