聖夜に舞い降りた灼熱のサンタクロース




連休明け。料理研究サークルの活動日。



「──本当に、申し訳ありませんでした」

「いやいや! 大丈夫だよ!」



活動終了後。1階の人気のない廊下の隅で、清水くんに深々と頭を下げられた。



「体調は、大丈夫?」

「うん。誠くんにも助けてもらって、無事この通り。前田さんは……」

「私も無事だよ! ちょっと心配されたけど、門限内だったし」



お説教はされていないと伝えると、「なら良かった」と安堵した表情に。

だけど、眉尻は少し下がったままで、まだ強い自責の念がくすぶっているのを感じる。



「申し訳ないけど……その時のこと、教えてくれる?」

「もちろん! どのあたりから知りたい?」

「歓迎会が終わって、解散した後からかな。林が担がれていくところまではなんとなく覚えてるんだけど、そこからが曖昧で」

「了解っ!」
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