年下男子は恋愛対象になりますか?
隼人君との電話が終わったので、菜穂ちゃんがいる本屋に向かう。急ぎたいけど慣れないヒールで思うように歩けない。

「待たせちゃってごめんね」

「全然大丈夫だよー。彼氏どうだった?」

外に移動したこともあって、結構な時間待たせてしまっていた。それなのに笑顔で答えてくれる菜穂ちゃん。

こういうところ本当に尊敬する。

「今からここに来てくれるって言ってた」

「そっか!良かったね」

「菜穂ちゃんのおかげだよ。私だけだったら電話してなかったと思うから」

本屋を出てショッピングモール内を並んで歩く。ゲームセンターの前を歩いていた時、菜穂ちゃんが足を止めた。

「由夏ちゃん、彼氏来るまでまだ時間あるかな?」

「うん。まだ着かないと思うけど」

「じゃあ、あれ撮ろうよ!」

菜穂ちゃんが指差した方を見ると、若い子で賑わっているプリクラコーナーがあった。
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