年下男子は恋愛対象になりますか?
少し待っても隼人君からの返事はない。
私が話したのと同時に館内放送が入ったから、もしかしたら聞こえなかったのかも。

勇気出して言ったのに、タイミング悪すぎる……

「あ、ごめん。ガヤガヤうるさいよね?移動するからちょっと待ってて」

今いる場所から1番近い出入口に向かう。外へ出ると綺麗な夕焼けが広がっていた。

暑いこともあり、ほとんど人が歩いていない。ここなら問題なく電話が出来そう。

「お待たせ。聞こえる?」

『由夏さん今どこにいるんですか!?』

「隼人君の大学近くにあるショッピングモールだよ。今日すごく混んでるの。それでね……」

『分かりました!今から向かいますから待ってて下さい。着いたら連絡しますね』

これから会いたいと再度伝える前に、隼人君がそう言って電話を切った。

もしかして、移動しなくても聞こえてたのかな。
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