年下男子は恋愛対象になりますか?
「健太からかかってくることは滅多にないよ。電話は後でかけ直すから今は出ない」

「でもずっと鳴ってますし、誰からなのかだけでも確認した方がいいんじゃないですか?」

そう言った後、私の手を握っていた隼人君の手が離れた。

確かにその通りかも。私も抱きしめるのをやめて離れると、隼人君が振り向いたので目があう。

思わず目をそらしたけど、頬を触られて向けさせられる。

「で、電話確認しなきゃ……!」

「もうそろそろ切れると思いますし、急用だったらまたかかってきますよ」

「で、でも、さっき確認した方がいいって……」

「そんなこと言いましたっけ?」

隼人君が意地悪そうに笑う。
ついさっき言ったことを忘れるとは思えないので、とぼけてるんだろうな。
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