年下男子は恋愛対象になりますか?
「え?隼人君、もしかして……」

こっちを向きたいって何回か言ってたし、私の手が隼人君から離れるタイミングを狙ってたんじゃ……

だから、電話確認した方がいいって言ったの?

「何ですか?」

「……何でもない」

確信犯だろうけど聞いてもまたとぼけられるだけだと思ったので、これ以上は追求しなかった。

ずっと鳴っていた電話もいつの間にか鳴りやんでたし、これって隼人君の思惑通りになってるよね。

「今なら誰もいないですし、キスしてもいいですか?」

「そんなこと聞かないでよ」

「今回はダメとは言わないんですね」

すっかり隼人君のペース。

「じゃあ、ダメ」

「もう遅いですよ」

お互いの唇が軽く触れるだけのキスをされた。

外だから階段より人に見られる可能性があるのに、ハッキリ断らなかった私はどうかしてるのかもしれない。
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