年下男子は恋愛対象になりますか?
「お待たせしました」
隼人君が戻って来て、2つのマグカップをテーブルに置いてくれた。
ソファーを背もたれにして座っている私の隣に座る。いつの間にか、この場所が私達の定位置になっていた。
「さっきより上手になってますね」
「そう?隼人君にも勝てるかな」
なんてね。
「勝負してみます?由夏さんが勝ったら、何でも言うこと聞きますよ」
「それって、絶対負けないって思ってるから言えることだよね?」
意地悪そうな顔で笑ってるし、絶対にそうだよね。
「って、あー!やっちゃった」
レースの途中でよそ見してしまったので、気が付いた時にはだいぶ順位が落ちていた。
慌てて集中するも、私の力では挽回出来そうにない。
「代わりましょうか?」
「えー、今からじゃもう無理だって」
「そんなことないですよ。だから俺が1位になったらご褒美くれます?」