年下男子は恋愛対象になりますか?
「……内容によるとしか言えない。ていうか、自信あるからそんなこと言うんでしょ?」

「そんなことないですよ」

コントローラーを渡すと、アイテムを使いこなしながら徐々に順位を上げていた。

ゴールまで残り僅かというところで、1位争いをしている程に追い上げている。最後の最後で隼人君が勝った。

「やっぱり自信あったでしょ?」

「1位になれるかは正直アイテム次第だったんで、今回はラッキーだっただけです。最後は結構ギリギリでしたし」

「運も実力のうちだよ。悔しいけどまだ隼人君に勝てそうにないや」

「ご褒美くれる気になりました?」

コントローラーをテーブルに置いて、笑いながら私に問いかける。

「……ちなみに何が欲しいの?」

隼人君の欲しいものなんて想像つかない。

「明日も俺と会って欲しいです」
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