年下男子は恋愛対象になりますか?
「ちょっと、健太のせいで気付かれちゃったじゃん!」

「何で俺のせいなんだよ。お前が大声出すからだろ。唯が起きて泣かなかっただけマシだと思え」

私に気付いた隼人君は、話しかけてきた女の子達に何かを告げてこっちに向かって来る。

女の子と話しているところを見ていたのバレたし、健太と話をしているのも見られた。

「ちょ、健太!隼人君が来る前にどっか行ってよ!」

「はぁ?」



「由夏さんっ」

頭の中はパニック状態だったけど、気まずい空気にならないよう必死に笑顔をつくる。

「話の途中だったのに邪魔しちゃってごめんね?」

「あ、いや……それは全然大丈夫です」

この答え方でさっきの子達は知り合いじゃないと確信した。

水族館というデートスポットでも逆ナンされるなんて凄いよ。
< 241 / 755 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop