年下男子は恋愛対象になりますか?
「そんなことないですよ。せっかくなんで、自分用のマグカップも買うことにします。由夏さんはどれにします?」

そう言って隼人君は、青地に白色で描かれているイルカのマグカップを手に取った。

私専用の物を買うことは決定しているようで、こうなると譲らない性格なのを知っている。

「じゃあ、これにする。チケットのお礼に隼人君のも一緒に買うね」

私が選んだのは、赤地に白色でアザラシが描かれているマグカップ。持っていた買い物カゴの中に入れたら、すぐに隼人君に取り出された。

「これは俺が買います」

「ダメだよ。チケットのお礼だって言ったじゃん」

「由夏さんがお礼する必要なんてないですよ。あれは車出してくれたお礼だって言いましたよね?」
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