年下男子は恋愛対象になりますか?
「分かりました。先に会計を済ませてお店の入口付近で待ってますね」

「うん。なるべく早く行くから」

隼人君がレジ待ちの列に向かったのを見届けてから、気になっていた物が売っている場所へと移動する。

棚から目当ての物を手に取って、買い物カゴに入っているぬいぐるみの下に隠す。万が一会ったとしても、これなら何を選んだか分からないはず。

レジに並ぼうとした時、ちょうど会計が終わった隼人君と目が合った。

手を軽く振ってくれたので、私も同じように返す。その直後にスマホが短く鳴ったので見てみると、隼人君からメッセージが届いていた。

"何を買うんですか?"

絶対言うわけないって分かってるのに、こんなメッセージを送ってくるなんて。

視線を戻すと隼人君の姿はなかった。もう外に出たのかも。
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