年下男子は恋愛対象になりますか?
異変に気が付いたのは夜中のことだった。

「うわ、これはヤバいかも」

寝汗がひどいので着替える為に起き上がろうとした時、頭がクラクラしたのでベッドに座り込んでしまった。

喉や鼻に違和感はないけど倦怠感が酷い。着替えを持って1階のリビングに向かう。

誰もいないリビングの時計を見ると、午前3時過ぎだということが分かった。

棚から体温計と冷却シートを取り出し、ソファーに座ってボーッとしているとピピピッと音が鳴る。

「あはは、38度6分だって」

表示された数字が想像していたよりも高かったので、思わず笑ってしまった。

何度か測り直してもやっぱり高い。

前に熱を出したのはいつか思い出せないぐらいなのに、よりによって花火大会当日に発熱するなんて。

「あーあ、夏バテだと思ってたんだけどな」

スマホを取りに戻りたかったけど階段を上る気力がなかったので、着替えた後はそのままソファーで寝ることにした。
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