年下男子は恋愛対象になりますか?
「うん。でも、いつ狼になるか分からない人の家には怖くて行けないなー。明日は他の場所で遊ぼうか」

笑顔でにっこり答えると、隼人君が明らかに焦りだす。明日のことは何も考えていなかったのに、ついそう言ってしまっていた。

いつも意地悪してくるし、これくらい別にいいよね。

「じょ、冗談だって由夏さんも分かってますよね?俺の家でも狼になったりしませんから」

必死な隼人君も可愛い。そんなに遊びに来てほしかったんだ。

「あはは、こんなに可愛い狼になら襲われてもいいけどね」

また可愛いって言ってしまったと思ったけど、問題はそこじゃない。

私、今何て言った……?

隼人君のことだから絶対に聞いてたよね。どうしよう。何か言わなきゃ。

「えっと、長々引き止めちゃってごめんね?今日は来てくれてありがと」

突っ込まれると誤魔化しきれない思ったので、話す隙を与えないようにそう言った。
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