年下男子は恋愛対象になりますか?
「おまたせ。この中に色々と入れて来たから好きに飲んでくれる?お菓子も後で食べてね」

「ありがとうございます」

受け取った時よりも重くなった保冷バッグを隼人君に渡す。

「うん。じゃあ気を付けて帰ってね」

何事もなかったかのように笑顔で手を振り、別れを告げた。お茶でも飲んで行ってと言ってたのに、もう帰すんだって自分でも思うよ。

でも……

「今度はあっさり帰すんですね」

そうだよね。さっきまで引き止めてたわけだし、普通そう思うよね。笑って誤魔化せるのもここまでかな。

「やだなぁ、そんなことないってば」

まだ一緒にいたいけど、さっきの爆弾発言からそう言ってられなくなった。

あれが美樹の言っていた「したくなった時」なのか分からないし、何よりまだ心の準備が出来ていないから。

その気にさせるようなこと言って、本当にごめん。
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