年下男子は恋愛対象になりますか?
会ってる時だけじゃなくてメッセージのやり取りしてる時や、電話している時ももちろん嬉しいよ。

「それに、今度は私が隼人君を喜ばせてあげたいな」

「俺も由夏さんと会えるだけで嬉しいので、何もしなくて大丈夫ですよ。じゃあ、そろそろ帰りますね。明日何したいか考えておいて下さい」

あのことについて、わざと何も言わないでくれてるんだよね?隼人君は本当に優しいね。



「由夏さん?」

背を向けられたと思ったら、服の裾を掴んでいた。またしても無意識。

歩き始めようとしていたのを止め、振り返ってから私の名前を呼ぶ。

「え……?わ、ごめん!」

慌てて手を離すと隼人君が笑った。

「そんな可愛いことされちゃうと、本当に狼になっちゃうかもしれませんよ?」

「そそそ、そ、それは困る」

「ですよね。今日は何もしませんから安心して下さい」
< 351 / 755 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop