年下男子は恋愛対象になりますか?
「いえ、大丈夫です」

笑顔で佑介さんにそう言ったが、内心は健太さんのことが気になって仕方なかった。

何でこんな所にいるんだよって思われてるんだろうな。

「……アイツ元気だった?」

「え?」

「あー、熱出したって言ってたもんな。由夏に会いに来たんだよね?こんな時間に帰るってことはまだ具合悪いとか?」

気まずいので早々に退散しようと思っていたら、健太さんに話しかけられた。それに続けて佑介さんも話す。

「元気そうでしたよ。今日は顔見に来ただけですから。じゃあ俺はこれで……」

「うん、呼び止めちゃってごめんなー」

2人に会釈してから早々に去ろうと思ったが、佑介さんが次に発した言葉を聞いて足を止めることとなる。

「健太、せっかくだし俺らも由夏に会ってく?ちょっと電話してみるわ」

うわ、マジか!

予想外の展開にその場から動けなくなった。
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