年下男子は恋愛対象になりますか?
もうすぐ佑介も来るだろうし、健太が来たなら私がいなくても問題ないよね。

残りを健太に託して緊張しながら外に出た。

出来ることなら、この格好について何も触れないでほしい。

自動ドアが開いた音がしたからか、隼人君がこっちを見る。心臓の音が更にうるさくなった。

「マスクして来たんですね」

一瞬だけ神妙な表情をしているように見えたけど、すぐにいつもの笑顔に戻る。そして、マスクについて言われた。

隼人君だし言われるとは思っていたけど、さすがに早すぎやしませんか。

「さっきメイク落としちゃって……。それより、佑介と健太が迷惑かけてごめん」

「いえ、俺の方こそ来てもらっちゃってすみません」

すっぴんだからなのか、玄関先でのことがあったからなのか、話すだけでドキドキする。

目を背けていると、隼人君の手が私の手に触れた。
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