年下男子は恋愛対象になりますか?
「さっきも何もしないって約束だったけどね」

「それは本当にすみませんでした……」

ボソッと呟いた私の言葉を聞いて、一瞬にして肩を落とした隼人君。

つい嫌な言い方をしてしまった。

私ってばいつもこう。
何で可愛くない言い方をしちゃうんだろう。

隼人君は強い意思で我慢してくれたのかもしれないのに。他の男の人だったら、あそこでやめてくれなかったかもしれない。

若いし、したいよね。
慣れてなくて本当にごめん。

このままじゃ愛想を尽かされちゃうかな。
隼人君の周りには若くて可愛い子たくさんいるし。

「俺、そろそろパスタ作りますね。遅くなっちゃってすみません」

私が無言でいたからか、隼人君がそう言って立ち上がった。私達の間は気まずい空気のまま。

次の瞬間、自分でも驚くことを言っていた。

「あ、あのさ!手首……だったらいいよ?」

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