年下男子は恋愛対象になりますか?
「大丈夫ですか?開けますよ?」

音でドアが開いたのは分かったけど、背を向けてうずくまっていたので隼人君の顔は見えなかった。というか、見れない。

「もしかして気持ち悪いですか?二日酔いに効くドリンク買ってきたので渡しますね」

予想とは違って、優しい言葉をかけてくれたので頭が混乱した。

ガサガサとビニール袋の中を探る音が聞こえる中、必死に状況を整理しようとする。

「どうぞ飲んで下さい」

今、隼人君はどんな表情してる?
鍵が置いてあったことが気になって、頭を上げる勇気がない。

「由夏さん?本当に大丈夫ですか?」

「ひゃっ」

不意に肩を触れられて、身体がビクッとしたのと同時に出てしまった変な声。そのあと感じた気まずい空気。

「体調悪くなければで良いんですけど、こっち向いてもらうことって出来ます?」

無理。今は無理!

返事はせず小さく頭を左右に振って答えた。

「………昨日のこと後悔してます?というよりも、どこまで覚えていますか?」

隼人君の声のトーンが落ちる。
そして、その言葉の意味が気になった。

「えっ!?それってどういう意……味」

思わず振り向いてしまって、目があった時にハッとした。
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