年下男子は恋愛対象になりますか?
「隼人君の好きなようにしていいよ」

「ありがとうございます。この席には俺が来るようにしますけど、さっきの奴が何か言ってきても塩対応でお願いしますね?」

隼人君の知り合いにそんな風に接するのは無理。そう言おうと思って視線を向けると、想像通り笑っている顔が見えた。

バイト中じゃなかったら、グイグイつっこまれたんだろうな。会う頃には忘れていてほしいけど、隼人君は忘れなそうな気がする。スルーもしてくれないだろうし。

こんなに恥ずかしいのも全部美樹のせいだ。
何で本人の前であんなこと言うかな。

「出来れば隼人君じゃない人に接客してもらいたいかも」

「はは、何でそんなこと言うんですか。俺そろそろ戻りますね。また来ます」



「ラブラブな時間過ごせた?」

隼人君が出ていってから数分後に美樹が戻ってきた。

「ちょっと美樹!さっきみたいなこと本当にやめてよ!そんなことするなら美樹には何も話さないからね!?」

今までが話しすぎていたのかもしれない。
隼人君とのことを聞かれても、これからはあまり話さないようにしよう。

「まーまー、そんなに怒らなくてもいいじゃん。これからのことを考えると、由夏が大好きなのは隼人君だって知ってもらう必要があったし」

「何で?もう充分伝わってると思うんだけど」

「佑介がここに来たいってしつこいんだよね。由夏に話があるって言ってるんだけどどうする?」
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