車窓を流れる雨粒のように
〔太陽side〕

5月の末に転勤が決まると、物件探しが始まった。

月の希望により、月の地元かつ俺が自転車で通える場所となるとなかなか難しかった。

最高気温が30℃を超え始めた6月上旬には、夏フェスのチケットが販売され始め、好きなアーティストが同じである俺たちは夏フェスの情報共有を始めた。

その中でも、1番好きなバンドとそのバンドのボーカルの弟がボーカルをつとめるバンドの両方が出演するフェスを見つけ、月に申し込みをしてもらった。

数日後には抽選結果が分かり、月が当選したよとスマホの画面を見せてくれた。

ライブにさえ行ったことのない俺は、初めての夏フェスに大喜びだったが、月も俺に負けないぐらい嬉しそうだった。

その後、なんとか物件も決まり、引越し準備で慌ただしい日々を過ごした。
< 21 / 21 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop