彦星さまは会いたくてたまらない
『わわわっ…、ほっぺにキスされた』
『じゃあ今度は
サクランボみたいに可愛い
唇を食べよっかな』
『くっ…唇に…キスですか??
ダメです。無理です。
心臓止まっちゃいます!』
『大げさ』
『だって……
彦星さまの近くにいるだけで
ドキドキな心臓が
飛び出しちゃいそうで……』
『顔だけじゃなくて
耳まで真っ赤って。
耳も食べて欲しいんだね。俺に』
『ひゃぁぁぁ。
あっ…甘噛み…
しないでくださいよっ』