彦星さまは会いたくてたまらない
『アハハ。
俺の溺愛、本気になったら
こんなものじゃないんだけど』
『ま…まだ
レベルが上があるんですか?』
『レベルって。アハハ。
俺はオマエ以外に惚れるとか
絶対にないな。永遠に織姫だけ。
断言できるよ』
『彦星さま
私、嬉しいです……
彦星さまに選んでいただいて
一番近くにいられて……』
『俺らは
いつか死ぬだろ?』
『はい』
『でも俺らの愛は、死んだ後も
溶け合っていられたらいいな』
『フフフ。彦星様って
ロマンチストだったんですね』
『幻滅した?』
『ううん。
もっともっと
大好きになっちゃいました』
『まぁ、
俺の愛の方が、デカいけどな』