彦星さまは会いたくてたまらない


会いたいよ。

織姫に会いたい。



声が聴きたいし

俺に笑いかけて欲しい。




抱きしめたいし


俺を求めるように

抱きしめ返して欲し。



体温を感じたいし

吐息も感じたい。




誰にもとられないように

俺の腕の中に

閉じこめたいんだ。





今すぐに……


永遠に……





 








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