年下の彼は、なぜだか私にZokkonです。




「えーーーっ!」

家に着いて、結果を話したら、樹は言葉を失った。
まだ詳しいことはわからないけど、ほぼ妊娠していると言われた。
気分が悪いのは悪阻だろうって。



「恵理子、無理しちゃ駄目だぞ。
そうだ、明日からしばらくバイトも休まないとな。」

「え、そこまでしなくても。」

「ダメダメ!万一のことがあったらどうするんだ!」

そういえば、私、最近転んだよね。
大丈夫だったかな。
ワインもちょっとだけ飲んだ気がする。



次の日、産婦人科に行ったら、やっぱり妊娠だった。
まさか、こんな年になって妊娠するなんて。



「これで、親を説得しやすくなった。
でも、陽の子供と俺達の子、どっちが先に生まれるんだろう?
子の方が先に生まれないと、孫の方が年上になっちゃうぞ!?」

樹はまたつまらないことに焦っている。



後日、陽に話したら、樹と同じことを言っていた。
やはり、二人はどこか似ている。



陽と祐一さんは、あっさりと復縁した。
祐一さんはやはりまだ陽のことを想っていたようだ。



樹のご両親との面会も済んだ。
多分、渋々だろうけど、子供が出来たことを話したせいか、許してもらえた。
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