絶対的恋愛境界線〜当て馬だってハピエン希望です!〜
きつく抱きしめられると苦しいけど、彼の匂いを胸いっぱいに吸い込んで、心臓の音を間近で感じられるのはとてもホッとする。
「本当に不思議……初めて喋った時は、こんな未来が来るなんて想像もつかなかったのになぁ」
お互いに好きな人がいて、同じ境遇だからこそ励まし合える友達というのが二人の始まり。それからは一緒にいても自然体でいられたし、二人でいることの方が楽しくなっていた。
信久は徳香の長い髪を指に絡めながら微笑んだ。
「そうだね……でも伏線はあったのかなって気はしてる」
「伏線? 趣味が同じこと?」
「それもあるけど……なんていうかさ、そんな深い付き合いじゃないのに、そばにいても嫌じゃなかったんだよね。最初からあんなに普通に話せたのって、俺は徳香くらいだったよ」
あぁ、なんだ、信久も同じことを思ってくれていたなんてーー最初からお互い特別だったのだと知り、胸が温かくなるのを感じた。
「だから友達のポジションが落ち着いたのかもしれないけどね」
「本当にね……。居心地が良過ぎちゃった気はしてる。でも今は……ちょっと変わったかな」
信久の仕草にキュンとしたり、触れ合うとドキドキしたり、友達じゃ味わえなかった感覚が私の中に芽生えてる。
「本当に不思議……初めて喋った時は、こんな未来が来るなんて想像もつかなかったのになぁ」
お互いに好きな人がいて、同じ境遇だからこそ励まし合える友達というのが二人の始まり。それからは一緒にいても自然体でいられたし、二人でいることの方が楽しくなっていた。
信久は徳香の長い髪を指に絡めながら微笑んだ。
「そうだね……でも伏線はあったのかなって気はしてる」
「伏線? 趣味が同じこと?」
「それもあるけど……なんていうかさ、そんな深い付き合いじゃないのに、そばにいても嫌じゃなかったんだよね。最初からあんなに普通に話せたのって、俺は徳香くらいだったよ」
あぁ、なんだ、信久も同じことを思ってくれていたなんてーー最初からお互い特別だったのだと知り、胸が温かくなるのを感じた。
「だから友達のポジションが落ち着いたのかもしれないけどね」
「本当にね……。居心地が良過ぎちゃった気はしてる。でも今は……ちょっと変わったかな」
信久の仕草にキュンとしたり、触れ合うとドキドキしたり、友達じゃ味わえなかった感覚が私の中に芽生えてる。