絶対的恋愛境界線〜当て馬だってハピエン希望です!〜

 すると修司は仲間たちに呼ばれてたため、「今行く!」と手を振った。

「小野寺さんも入る?」

 そう尋ねてきたが、杏が戻ってきたため、徳香はため息をついて首を横に振った。

「私は次のゲームに参加するので、どうぞ行ってください! 応援してますね!」
「そう? わかったよ、ありがとう」

今撃沈したばかりだし、一度体制を立て直さないとーー徳香は信久からの視線を感じて、彼の方に視線を向ける。

 信久は紀香に向かってさり気なく指で丸を作る。

『こちらは結構話せた』

 徳香は軽く首を横に振って、両手でバツをつくった。

『こちらは撃沈』

 お互いの状況を確認し合った二人は、目を合わせると大きく頷いた。

『後で反省会』
『了解』

 そして再び目を逸らした。
< 14 / 133 >

この作品をシェア

pagetop