S系御曹司は政略妻に絶え間なく愛を刻みたい~お見合い夫婦が極甘初夜を迎えるまで~

 三堂さんは息を吐いて、ビールをぐいっと煽ると私を見つめる。

「まぁ、中にはそういう人もいるだろうけど……そういうものじゃないのよ。まぁ、口頭説明じゃ限界があるわね」

 知りたい。でも、確かに情報量が多すぎて、今日はすでにキャパオーバーだ。

 それに不思議と、この前要さんに触られた感触や、熱が何度か蘇ってきて、身体と顔が熱くなる。要さんの顔が見たくなる。

 変だ。今、何かがおかしい。
 やっぱり酔っているのかな?

 そんな私を見て、三堂さんは微笑む。

「きっと七瀬さんも、一生、一緒にいたいって思える人ができたらわかるわよ」

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