離縁するはずが、冷徹御曹司は娶り落とした政略妻を甘く愛でる
ずっと異性と知り合う機会がなかったけれど、それは父の差し金だったの?
まさかの発言にきょとんとする。
「見合いだって、国内はもちろん海外からも琴子を妻にしたいという話は山ほどあった。だが中途半端な男にかわいい娘を任せられるかと、ずっと断ってきたんだ」
「じゃあ、どうして忍さんを?」
「上條家の家柄や地位はもちろん、忍くん本人の能力も突出していた。そしてなにより顔がいい」
自信満々にそう言われ、「顔……?」とまぬけな声をだしてしまった。
「あぁ。静香は面食いだったからな。顔面偏差値の高さはそのまま幸福度に直結するといつも言っていた。政治家の妻としてつらいことがあっても、私の顔を見れば頑張れると。女性はそういうものなんだろう?」
父の発言に、千絵さんが「旦那様。その考えはかなり偏ってますよ」と苦言を呈す。
お母さんがそんな発言をするほどの面食いだったなんて知らなかった。
政治家の妻としてあんな多忙な生活の中、いつも前向きでいた原動力が父の顔のよさだったとは。
「もしかして、忍くんが結婚相手では不満だったか?」
まさかの発言にきょとんとする。
「見合いだって、国内はもちろん海外からも琴子を妻にしたいという話は山ほどあった。だが中途半端な男にかわいい娘を任せられるかと、ずっと断ってきたんだ」
「じゃあ、どうして忍さんを?」
「上條家の家柄や地位はもちろん、忍くん本人の能力も突出していた。そしてなにより顔がいい」
自信満々にそう言われ、「顔……?」とまぬけな声をだしてしまった。
「あぁ。静香は面食いだったからな。顔面偏差値の高さはそのまま幸福度に直結するといつも言っていた。政治家の妻としてつらいことがあっても、私の顔を見れば頑張れると。女性はそういうものなんだろう?」
父の発言に、千絵さんが「旦那様。その考えはかなり偏ってますよ」と苦言を呈す。
お母さんがそんな発言をするほどの面食いだったなんて知らなかった。
政治家の妻としてあんな多忙な生活の中、いつも前向きでいた原動力が父の顔のよさだったとは。
「もしかして、忍くんが結婚相手では不満だったか?」