離縁するはずが、冷徹御曹司は娶り落とした政略妻を甘く愛でる
さすが運転手さんは道に詳しいなぁ、なんて思っていたけれど、目的地に近づいてそのわけがわかった。
都心の一等地に建つ大きく新しい三棟のビル。
ビルの間には公園が整備され、美しい緑が茂っていた。
後部座席からその光景を見上げた私はため息をもらす。
そびえ立つ三棟のビルは、すべて上條不動産のものらしい。
遠くからビルを見ただけで会社の規模の大きさに驚いてしまった。
「本社はあの中央の棟ですね」
運転手さんがそう言いながら、車を停める。
支払いをしてお礼を言ってからタクシーを降りた。
岩木さんのスマホを持って高いビルを見上げる。
思わずごくりと喉が上下した。
忘れものを届けに来ただけなのに、なんだか緊張してきた。
中には上條不動産の本社や子会社、カフェやクリニックなんかも入っているらしい。
どうか、忍さんに見つかりませんように。そう祈りながらエントランスに入る。
そこには吹き抜けにガラス張りの開放感のある空間が広がっていた。
自然光が差し込み、くつろげるソファやベンチが置いてある。
都心の一等地に建つ大きく新しい三棟のビル。
ビルの間には公園が整備され、美しい緑が茂っていた。
後部座席からその光景を見上げた私はため息をもらす。
そびえ立つ三棟のビルは、すべて上條不動産のものらしい。
遠くからビルを見ただけで会社の規模の大きさに驚いてしまった。
「本社はあの中央の棟ですね」
運転手さんがそう言いながら、車を停める。
支払いをしてお礼を言ってからタクシーを降りた。
岩木さんのスマホを持って高いビルを見上げる。
思わずごくりと喉が上下した。
忘れものを届けに来ただけなのに、なんだか緊張してきた。
中には上條不動産の本社や子会社、カフェやクリニックなんかも入っているらしい。
どうか、忍さんに見つかりませんように。そう祈りながらエントランスに入る。
そこには吹き抜けにガラス張りの開放感のある空間が広がっていた。
自然光が差し込み、くつろげるソファやベンチが置いてある。