イケメン吸血鬼暴走族の総長は、…まさかの王…様?!
「ルキ様、久しぶりに見た〜」
「ほんと、ルキ様はたまーにしか見ないから」
「今日会えてラッキーだったよね!」
「あ〜めっちゃ、嬉しい♥」
「それにしても、春イベきになるよね!」
「うんうん!」
「早く、24日にならないかな〜」
そんな話が私の耳に聞こえて来た。
ルキさん……モテモテだ。
私は、美蘭と一緒に教室に向かう。
トントン
誰かに肩をつつかれた。
後ろを向くとそこには1人の女子生徒がいた。
別クラスの人だろう。