イケメン吸血鬼暴走族の総長は、…まさかの王…様?!


「ああああああああぁぁぁ!!!もう、どうでもいい!お前たちかかれ!!」


蔵木の合図で、下共は「おおおおおお!!!」と俺たちに向かって襲いかかって来る。

それを、俺、龍一、腠、サミルは殴り掛かった。


次々と倒していく。

「ちょろ」

「隙ありすぎ」

「こんなのじゃ僕達を倒せないよ?」


最後に残ったのは、蔵木ただ1人。

あとは、地面にぐったりとしている。


蔵木は、余裕だ。

なぜそんなにも余裕なのかそれは、____

俺達が居るバラッチの仲間だった椿が蔵木の隣に居たから。


(やはり、そうだったか)

心のどこかで怪しいと思っていた。


「驚かないのか」

「あぁ。薄々気がついていたからな」

「さすが、ルキ」

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