イケメン吸血鬼暴走族の総長は、…まさかの王…様?!
「分かった。行って来い。
その代わり、無事に帰って来ること。これが条件だ」
「分かった!行ってくる!」
私は、遅いで美蘭の部屋から飛び出した。
向かう場所は、学校。
夜になると鼻も敏感になるらしい。
夜の学校に急ぐ。
🦇🦇🦇🦇🦇🦇🦇
___バキッ……バコッ
学校に近づいていくうちに何か変な音が聞こえて来た。
(え。何この音)
ルキさんが危ない!急がなきゃ!
特棟。
そこには、息を荒くさせた蔵木と肩で息をしている龍一さん、腠さん、サミルさんが居た。
だけど、ルキさんの姿がいない!
・・・・・鬼?
ルキさん……?