イケメン吸血鬼暴走族の総長は、…まさかの王…様?!


「ルシラ」

「ん?」

「お前の居場所空いてるぞ」

「早くて助かる」

「そういえば、一つ席空いてましたよね?」

「あぁ。情報管理係のところがな」



俺達が学校へ着くなり生徒会室に向かう。


〈生徒会室〉


生徒会室に着くと、草野と星目が5月の準備を終わらしていた。

「___もー、どこに行ってたんだよ〜」

「もう、明日だぞ」

草野と星目以外ポカーンとしていた。

「はぁ?どういう事だ?」

「カレンダー見てよ」

草野と星目以外カレンダーを見る。

「!」

その場に居た奴らと俺を含め驚く。

それはそうだ。

だってだ、3日も経っているじゃないか。

それもイベは明日。

「うそ……だろ?」

「本当だ。だが、ルキ達がいるってことは……無事用事が済んだんだな」

「あぁ」

「それにしてもお前ら2人、仕事早いな」

「だてに生徒会してないんで」

「頼もしいわ」

「で?見知らぬ人がいるんだけど」

「俺の弟のルシラだ。空席の席があるだろ?」

「そうだな」

「そこに入れることにした」

「パソコン出来るの?」

「ああ、ゲーマーオタクだからな」

「なら、いいな」


とそんなこんなで、丸く収められたみたいだ。

それにしても……あの親父の結界怖すぎるだろ。





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