イケメン吸血鬼暴走族の総長は、…まさかの王…様?!
私は、まず2階から探検しに出かけた。
薄暗い……
だけど、月明かりが照らされて少し明るい。
一番奥の部屋。
少しだけ空いているドアの隙間から青白い光が漏れていた。
行って見ると……
その部屋の中は、パソコンと椅子が置いてあった。
パソコンの前に人らしき人物が浮かび上がっていた。
私は、その部屋に入る。
「……誰。ここの人?……じゃ、なさそうだね」
キーボードの打つ音が止まる。
「……ゲームの邪魔をした罰は、重いよ?」
その人は、後ろを向いて私を見た。