そして僕はまた、君に出会える時を待つ
珍しいスカート姿のおかげで、ひきしまった足首と白くなめらかなふくらはぎがのぞく。
その目が焼かれるような眩しさに慌てて目を上げると、マスターが面白そうに唇を曲げた。
「……これ、いつものパターンなんだ」
「ここまでハッキリ年齢のことを言われたのは、初めてよ」
「それは、そうだけど」
加奈子さんの言葉に、肩をすくめるマスター。
「つまんない男と会って、イヤな感じで……って、ここに来るっていうのは、同じじゃない?」
「…………」
反論がないということは、そういうことなのだろう。
今回が何度目かはわからないけれど、やっぱり加奈子さんにとってマスターは親しい人間で。
この場所は、居心地の良い場所なんだろう。
「……そういう時に来てくれるっていうのは、嬉しいけどさ」
やわらかい響きにドキッとして顔を上げると、マスターは優しく目をすがめて加奈子さんを見ていた。