一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~
温かく心地よい雰囲気に私が眠りそうになると店長は、抱き上げて寝室に向かい、私をベッドに寝かせてくれた。

店長もすぐに私を抱きしめるように一緒に横になる。


店長のぬくもり。
店長の息遣い。
店長のにおい。

すべてが愛おしくて、私は息苦しくなるくらい店長の胸に顔を埋めて眠りについた。

もう離れたくない。
今は離れることを想像すらしたくない。

今はただ、このぬくもりの中で、体を休めたい。
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