優しい風
その時、ただ笑っている
だけだった父さんが
「母さん。
もう許してやんなさいよ。
このままだと愁は
いつまでも食い下がるよ。
心配なら後ろから
誰かが付いていけば良い。
皆発作が起きた時の
対処は知ってるだろ?」
と、言った。
「…パパがそう言うなら
仕方ないわね。
良い?愁。
絶対に無理しないこと。
気分が悪くなったり
発作が起きそうなときは
後ろから来ている兄弟を呼んでね。
あとは風邪を引かない
ようにマスクをして、
早めに帰って来ること。」
「解ってる。
母さん、ありがと。」
「良かったな、愁。」
「うん。父さんも、ありがと。」
「楽しんでおいで。」
「うん。二人とも好きだよ。」
「そりゃ、光栄だ。」
こうして、デートに
行ける事になった。
だけだった父さんが
「母さん。
もう許してやんなさいよ。
このままだと愁は
いつまでも食い下がるよ。
心配なら後ろから
誰かが付いていけば良い。
皆発作が起きた時の
対処は知ってるだろ?」
と、言った。
「…パパがそう言うなら
仕方ないわね。
良い?愁。
絶対に無理しないこと。
気分が悪くなったり
発作が起きそうなときは
後ろから来ている兄弟を呼んでね。
あとは風邪を引かない
ようにマスクをして、
早めに帰って来ること。」
「解ってる。
母さん、ありがと。」
「良かったな、愁。」
「うん。父さんも、ありがと。」
「楽しんでおいで。」
「うん。二人とも好きだよ。」
「そりゃ、光栄だ。」
こうして、デートに
行ける事になった。