優しい風
俺は、うっ、となったけど
気にしない振りで話を続けた。

「今はもう、限界だよ。
もうすぐタイムリミットも来る。」

「何?それ。」

「親と約束させられてるんだ。
実は後ろから
ずっと兄弟も付いてる。
俺が倒れたりした時に
すぐ来れるように。
ここまで話したら
大体解るでしょ?」
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