拝啓、もう好きと伝えれない君へ。
お母さんがくれたお小遣いで

女子っぽい服を買ってみたり、

アイスを食べたり、

とにかく楽しかった。

「じゃあ3日後。」

3日後に私たちは

海に行く約束をしている。

会えない2日間を

寂しいと感じつつ、

私は磯崎と別れた。

もっとたくさんの時間を共有したい。

そう思いながら私は家路に着いた。
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