拝啓、もう好きと伝えれない君へ。

3

今日は静華とカフェに行く日。

明日はついに磯崎達と

海に行く日だ。

「水着買ったんだ。」

「うん。」

「どんなの買ったの?」

静華に質問された。

「服タイプで····」

私は黙ってしまった。

理由は恥ずかしいから。

実は磯崎は私が買った水着を

見ていない。

試着をせず買ったからだ。
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