エリートSPはウブな令嬢を甘く激しく奪いたい~すべてをかけて君を愛し抜く~
そう自分に言い聞かせて木嶋さんの姿を探す。そして二百メートルほど進んだところで、化粧室へと続く廊下の片隅に立つ、長身のスーツ姿の男性ふたりの姿が目に入った。
「あっ……」
思わず彼の名前を呼ぼうとしてしまい、慌てて口を閉じて気づかれないように近づいていく。
ふたりは距離を縮めて真剣な面持ちで話し込んでいる。
会っていた相手が恋人ではないことにホッと安心したら、次には深刻そうに話している内容が気になってくる。
耳を澄ませてかすかに声が聞こえる位置で足を止め、近くにあったベンチに腰かけた。
「そうか。……が関与していることは……ないんだな」
「あぁ。黒幕……で、どうするんだ?」
途切れ途切れに聞こえてきた内容を理解することはできないけれど、〝関与〟や〝黒幕〟と聞こえてきたから穏やかな話ではないようだ。
「……それならあいつに証拠を渡せれば……」
「会って話がしたいな」
「そう言うと思って呼んである」
「あっ……」
思わず彼の名前を呼ぼうとしてしまい、慌てて口を閉じて気づかれないように近づいていく。
ふたりは距離を縮めて真剣な面持ちで話し込んでいる。
会っていた相手が恋人ではないことにホッと安心したら、次には深刻そうに話している内容が気になってくる。
耳を澄ませてかすかに声が聞こえる位置で足を止め、近くにあったベンチに腰かけた。
「そうか。……が関与していることは……ないんだな」
「あぁ。黒幕……で、どうするんだ?」
途切れ途切れに聞こえてきた内容を理解することはできないけれど、〝関与〟や〝黒幕〟と聞こえてきたから穏やかな話ではないようだ。
「……それならあいつに証拠を渡せれば……」
「会って話がしたいな」
「そう言うと思って呼んである」