エリートSPはウブな令嬢を甘く激しく奪いたい~すべてをかけて君を愛し抜く~
 幸いなことに大学時代に取れる資格は取得しておいたから、静馬さん曰く、すぐに就職先は決まるだそう。

 そう簡単にはいかないと思うけど、条件の会う会社とご縁があればと願っている。

 父は私が働きに出ることに対して申し訳なく思っているようだけれど、正直私は久次さんとの結婚がなければ、卒業後に就職して父を支えるつもりでいた。

 それに社会人として働くことが楽しみでもあったから嬉しい。

 少しずつでも借金を返していって、父にも親孝行をしたいと思う。

 しかしそうなると、今までのペースでアクセサリーを作ることができなくなってしまう。だから今のうちにひとつでも多く在庫を確保しなくては。

 アクセサリー作りに取りかかる前に、アプリサイトにオーダーがないかコメント欄を確認すると、百件以上のコメントが寄せられていて目を疑う。

「え? なにこれ」

 どのコメントもオーダーしたいというもので、それもなぜかある同じ商品ばかりだった。

「どうかされましたか?」

 声をかけてきた静馬さんに、スマホの画面を見せた。
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