エリートSPはウブな令嬢を甘く激しく奪いたい~すべてをかけて君を愛し抜く~
「それは……まだ悩み中なんです。実は就職活動がうまくいっていなくて。やはりいきなり正社員から働くのは難しいようで。……父にも相談してみるつもりですが、やっぱり私はアクセサリー作りを続けていきたいですし、今後は多くの人に手に取ってもらえるように、販売会にも参加したいと考えているんです」

 アプリサイトとは違って、お客様と直接顔を合わせて商品の説明ができるし、喜んでくれる姿も見ることができる。

 調べたら各地で開催されているようで、誰でも気軽に参加できるようだった。

「だからしばらくはパートかアルバイトで仕事を探して、空いた時間はアクセサリー作りや販売会に参加したいと考えています。そうなると北海道に行くより、都内にいたほうがいいかなって思って」

「そうですか」

 私の話を聞き、静馬さんは安心した顔をする。

「これから紅葉様にプロポーズしようと思っていたのに、北海道に行くと言われたらどうしようかと思いました」

「――え」

 静馬さん今、なんて言った?
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