エリートSPはウブな令嬢を甘く激しく奪いたい~すべてをかけて君を愛し抜く~
 私の中で彼が果てた後、圧し掛かる静馬さんの身体の熱を感じながら、私はゆっくりと意識を手放していった。


「んっ……」

 目が覚めると、なにかに押さえつけられていて身体を動かすことができない。首を動かして後ろを見れば、静馬さんが規則正しい寝息を立てて気持ちよさそうに眠っていた。

 びっくりして声が出そうになり、慌てて口を閉じる。

 そして少しずつ昨夜のことを思い出しては顔が熱くなった。

 私、いつの間に寝ちゃっていたんだろう。最後までちゃんと静馬さんとできたよね?

 そんな不安が頭をよぎったが、鈍い痛みを感じて安堵する。

 それでもちょっぴり昨夜のプロポーズから甘いひと時のことが信じられない。でも左手薬指にはめられている指輪が夢じゃないと教えてくれた。

 素敵な指輪を見つめては幸せの余韻に浸っていると、背後から伸びてきた手が私の左手を包み込んだ。

「おはよう」

 寝起きだからか、掠れた声で囁かれドキッとしてしまう。
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