総長様は極甘な妄想を止められない
「授業をサボりたいなら
私が付き合ってあげる」
「私、剣崎君のこと大好きだよ。
一緒に二人だけになれるとこ行こ」
「ズルいじゃん。
私も一緒に行きたいなぁ~」
色気&ワントーン高い猫なで声。
恋愛雑誌に書いてあるようなモテしぐさで
剣崎君に迫る女子4人衆。
たいていの男は
こんなに可愛いく迫られたら
ハートをキュンとさせると思う。
可愛いもん。4人とも。アイドルみたい。
でも、女の武器を使っても
剣崎君には効果がないみたい。
剣崎君は額の血管を、ピクピクうごかし
怒りの噴火直前みたいに
不機嫌な顔を浮かべている。